楽天市場でのお買い物がよりお得になるポイントサイト(お小遣いサイト)の存在を知っていますか?
いつもの楽天市場でお買い物の前に、ポイントサイトを経由するだけで、楽天ポイントとは別に、ポイントサイトの独自ポイントを獲得することができます。つまり、ポイントのダブル取りができちゃうわけです。
さらに、楽天市場のスーパーポイントアッププログラム(SPU)を上手に活用すれば、さらにポイント還元率をアップさせることができます。
ポイントサイトでの楽天市場の還元率は1%が平均的な相場です。各社横並びで、どのポイントサイトを利用しても同じだと思っていませんか?
実は違います。同じ1%還元でも、会員ランクのボーナス還元制度があるポイントサイトを選ぶと、ポイントを上乗せすることができます。ちょっとの差ですが、楽天市場を頻繁に利用しているなら、意外と侮れない額になりますよ。
この記事では、楽天市場に対応しているポイントサイトの還元率比較・評価について説明しています。
楽天市場に対応しているポイントサイトの還元率比較
ポイントサイト名 | 還元率 | 会員ランクボーナス | 会員ランクアップ対象 | 楽天市場アプリ経由 |
ECナビ | 0.5% | 最大15% | 対象 | 否認 |
エルネ | 0.5% | なし | なし | 否認 |
colleee | 1.0% | 最大5%(対象外) | 対象 | 否認 |
Gポイント | 0.5% | 最大1% | 対象 | 否認 |
すぐたま | 1.0% | 最大20%(対象外) | 対象外 | 否認 |
ちょびリッチ | 1.0% | 最大15% | 対象 | 否認 |
ニフティポイントクラブ | 1.0% | なし | なし | 否認 |
ハピタス | 1.0% | 最大5% | 対象(1回のみ) | 否認 |
ポイントインカム | 1.0% | 最大7% | 対象 | 否認 |
ポイントタウン | 1.0% | 最大15% | 対象 | 否認 |
モッピー | 1.0% | なし | なし | 否認 |
楽天リーベイツ | 非対応 | なし | なし |
ポイントサイトを経由して、楽天市場でお買い物をすると、購入金額の最大1%分のポイントを獲得することができます。
多くのポイントサイトが、楽天ポイント・キャッシュ利用分(充当分)の値引き前の金額が対象です。具体例として、1万の商品を楽天ポイントで5,000円分値引きした場合でも、値引き前の1万円がポイントの対象金額となります。
ただし、「ECナビ」「colleee」「ポイントタウン」は、値引き後の金額となっているいるので、利用する楽天ポイントが多い際は注意してください。
高額商品を購入する際に注意したいのが、1商品1個につきポイント付与上限があることです。10万円分までの商品購入が対象で、上限1,000円分のポイント付与までです。獲得予定ポイント反映時に1,000円分以上のポイント数が表示されることがありますが、確定時に正しいポイント数に訂正されます。
楽天市場は「ちょびリッチ」と「ポイントタウン」経由がお得!
楽天市場のポイント還元率は1%で横並びですが、会員ランク制度があるポイントサイトを利用すると、ボーナス還元で、ポイントの上乗せができます。
1か月間で獲得したポイント数に対して、会員ランクに応じたボーナス還元率が決定します。例えば、お買い物をして1,000ポイントを獲得した場合、1,000ポイント×20%=200ポイントのランクボーナスポイントが付与されます。
ポイントサイト名 | 還元率 | ボーナス還元率 | 合計の還元率 |
すぐたま | 1.0% | 20.0% | 1.20% |
ちょびリッチ | 1.0% | 15.0% | 1.15% |
ポイントタウン | 1.0% | 15.0% | 1.15% |
会員ランク制度のボーナス還元率で比較すると、「すぐたま」の最大20%還元がお得です。しかし、残念ながら、楽天市場にはグレード対象キャンペーンの表記がないため、獲得したマイルに対してボーナスの付与はありません。また、会員ランク昇格・維持条件の「承認回数」を増やすこともできません。
なので、会員ランク制度を含めて考えると、「ちょびリッチ」または「ポイントタウン」をおすすめします。両方とも獲得したポイント数に対して、最大15%のポイント加算があるので、他のポイントサイトよりもちょっとだけお得になります。
「ちょびリッチ」と「ポイントタウン」どちらとも運営実績が長く会員数も多いので、好きな方を選べば良いかと思います。個人的には、「ちょびリッチ」を推します。なぜなら、ちょびリッチの方が会員ランクの維持がしやすいからです。

「ちょびリッチ」は、一度でも最上位ランクのプラチナかつ新規入会から1年以上経過しているなら、二番目のゴールドからランクダウンしないため、会員ランクの維持する手間が不要です。また、会員ランク自体も、過去6か月間の「広告利用回数」または「獲得ポイント数」で決まるため、達成条件をクリアしやすいのが特徴です。
会員ランク | 広告利用回数 | 獲得ポイント数 |
プラチナ | 12回 | 3万ポイント |
ゴールド | 6回 | 2万ポイント |
シルバー | 3回 | 5,000ポイント |
ブロンズ | 1回 | 500ポイント |
レギュラー | 0回 | 0ポイント |
獲得ポイント数で3万ポイントを目指すのは、ハードルが高いですが、利用回数だけでもいいなら、楽天市場のお買い物だけでも達成可能です。過去6か月12回以上なら、1か月2回ペースで良いので、誰でも簡単に達成できるかと思います。

「ポイントタウン」は、過去6か月間で、「ランク対象サービス承認回数」かつ「ランク対象サービス獲得ポイント」です。ちょびリッチと似ていますが、「かつ」と「または」の条件の違いは大きいです。
会員ランク | ランク対象サービス承認回数 | ランク対象サービス獲得ポイント数 |
プラチナ | 12回 | 3,000ポイント |
ゴールド | 6回 | 1,500ポイント |
シルバー | 3回 | 500ポイント |
ブロンズ | 1回 | なし |
レギュラー | なし | なし |
「承認回数」かつ「獲得ポイント数」なので、ポイントタウンのランクアップ・キープが大変です。還元率の低いショッピング案件だけでは、達成が難しいので、サービス申し込み系の案件にも手を出さないといけません。また、ちょびリッチのようにランク維持の特典がないため、継続的に掲載案件を利用する必要があります。
楽天市場アプリと併用できる?
最後に注意したいのが、楽天市場アプリ経由のお買い物は、ポイント付与の対象外であることです。Androidスマートフォン・タブレット、iPhone・iPad端末に提携ストア・サイトのアプリをインストールしている場合、ポイントサイトのショップ・サイトのリンクを選択した際に、アプリが自動的に起動することがあります。そのまま注文すると、ポイントが反映されない場合があります。
一部の提携案件を除き、ポイントサイト側が正しく利用したかどうかのトラッキング(追跡)できなくなるため、アプリ利用は控えましょう。ポイント却下条件やよくある質問に、はっきりと記載があります。
ちなみに、Yahoo!ショッピング・PayPayモールでは、アプリ併用できるサイトと併用できないサイトに分かれています。詳細は参考記事で確認してください。
ポイントサイトと楽天市場アプリを併用できると書いてあるブログ記事もあります。運よく成果対象となっている場合もあるようですが、基本的にポイントサイト側は推奨していません。高額のお買い物で却下を喰らったら、泣くに泣けませんよ。
コンスタントに利用するなら、「ポイントタウン」も魅力的ですが、会員ランクの維持で比較すると、「ちょびリッチ」のほうがおすすめです。
楽天市場の案件は、どのポイントサイトも横並びで同じ還元率ですが、会員ランク制度のあるポイントサイトを選ぶと、ポイントの上乗せができてより還元率がアップします。少しでもお得になる方法を活用しましょう!